東松山市環境基本計画市民推進委員会主催のイベントに参加した。市民環境会議で講演いただいた「丹沢ドン会」の活動を見せていただき、そのあと、活動している方々と市の関係職員の方々を交え意見交換会を行なった。ここまでの道のりは大変だったと推察されるが、この成功事例の運営の仕方など学び、フィールドは違えど自分たちの運営に活かせないかと収穫するものが多かった。
機械が入らない棚田は人力で田おこし、代掻き。それにしても豊富なマンパワーで楽しく作業している様子。
水の管理はこの谷戸:やと(埼玉では谷津:やつ)では沢の上流から流れ出る湧水で棚田が灌漑できるそうで、溜池はなく運営できているとのこと。水路での分配やら手作り堰の工夫があり、天候による水量変化へ対応している。
畑チームも多くの人が作業している。
奥の田んぼの一部は大学生の授業の一環で取り入れられているとのことで、多くの若者(学生)や家族会員の参加があり賑やか!
秦野市役所会議室で両市の関係職員、関係団体が意見交換会を行なった。秦野市は盆地ということと丹沢山系のお膝元という立地から森林・里地・里山への市民の関わり方が市としてシステムが整備されており、「協働」のあり方が良い参考事例だ。
ボランティア活動への行政の支援はすごいものがある。