カヌーづくり会員艇②-08

 バウ、スターンのデッキを船体につけて、いよいよガンネルづくりが始まる。今回はデッキに持ち手の穴があるので、アイプレートなど設置する必要もなく、すっきりしたフラットデッキデザインで作業が進む。

みんないつもの調子で、黙々と駒を貼り付けていく。

Cクランプのお化けが出来上がると小休止。接着剤が落ち着くまでこのまま。

 スウォートのデザインを決めてシンメトリーにするため型紙反転で転写する。

切り出したスウォートを(手作り)テーブルトリマーで曲線部分を綺麗に面取りしていく。

出来上がったばかりのガンネルにスウォートを取り付ける。バッチリだ!

今日はこれまで!とカヌーを反転させて終わりにしようとしたが、どうも外板の部分的なフクレが気になりあれこれ対策議論。部分削り取りでパッチ当て修復にしようと試しに剥がしてみたら・・・

間に施工した塗料が災いして裏側がなんかねっとりしている。最初はスクレパーで恐る恐る剥がしたが、このねっとり物質があるため板材にグラスクロスが密着していないことがわかり、ニッパーで簡単に引き剥がしができる。徐々に全体がやばそうと理解した。船体強度も出ていないことから、結論として下地処理やり直し、再含浸を判断。