流域治水

令和元年東日本台風から6年たった節目というわけではないだろうが、治水のシンポジウムが開かれたので聴きに行った。第22回埼玉住まい・まちづくり交流展で東京電機大学中井正則教授による「治水理念の転換と都市・農村計画」題の基調講演とパネルディスカッション。
比企自然学校メンバーがいち早く被災現場に駆けつけ災害ごみの片付けなど行なった大災害が契機に法律も変わり「総合治水」から「流域治水」に変わった。防災から減災へと大きく舵が切られたことが理解できた。原因が地球温暖化に伴う気象変動も納得、厳しい環境変化が身近にある。参加首長さんからはやはり二度と水害が起きないようにしなければ・・との主張も頷け、流域治水に伴う「協働」実行の難しさを感じた。