掲載 2015.10/16

地元の災害復旧支援活動②

 台風通過後4日目、今日は比企自然学校チーム4台の軽トラックとメンバー6人体制で支援活動に臨んだ。一番被害の大きい早俣地区に出向いたが、支援の車両や人が大勢駆けつけているのと、災害廃棄物の量がすごいので、ここは行政支援も入っていることが確認できたので、昨日の延長で支援活動をすることにした。
 比企自然学校災害復旧支援活動チームの軽トラック4台!
 早俣地区では狭い道路に山のように災害廃棄物が積み上がっている。
 昨日と同じ地区の搬出支援活動。顔馴染みにはなったので、積極的に声をかけていただけるようになったが、いよいよ重量物のお願いが増えてきた。市役所の搬出作業トラックや警ら中の警察車両と遭遇するようになってきた。いろいろな関係組織が機能しだしたのを実感。
 災害廃棄物集積場への道は遠い。30〜40分間のノロノロ運転が続く。
 可燃物は入口近くに待機しているパッカー車に分別投入。その後は畳敷周回道路のそれぞれの分別地点で係員の指示と手助けで降ろしていく。今日もまだ「洪水警報」が発令されている東松山市。異常事態の中、復旧活動は見えてきたが、平穏な日常への道のりは長いことを実感。
 
 活動後、みんなで集まって意見交換と議論。
  ・我々を取り巻くコミュニティは大災害発生後への準備が甘かった?。
  ・対応のスピードがもどかしい。
  ・災害全貌をアナウンスできていない。共有できていない。
  ・独立速攻支援活動するのに被災者が安心して受け入れやすい体制や仕組みが必要。
  等々
   
 行政も動き出したのが現場で見えてきたので、ひとまず初動としての支援活動は終えることにした。