プラ1ごみのゆくえ |
1月31日、東松山市環境基本計画推進委員会の環境学習に参加。環境問題両翼の一つゴミ問題。もうひとつの環境問題「種の絶滅」をメイン活動とする我々にとっては、畑違いの部分もあり、大いに学ぶことができた環境学習会だった。東松山市では容器包装リサイクル法に適用されるプラスチック排出物を「プラ1」として分別回収し再商品化している。容器事業者の再商品化委託料と東松山市の再商品化委託料(税金)で運用されている。 |
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市内のプラ1ゴミは西本宿不燃物等埋設地に集められ、業者の手により搬出される。すごい量だ。この全量が78キロ離れた中間処理施設に運ばれる。 |
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業者の施設に搬入され処理を待つ東松山市のプラ1。東松山市からは他市の2倍に当たる20キロ/人・年の量が出ているとのことで、特に大きなスペースがあてがわれていた。 |
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人力により仕分け作業が行われ、「プラ1」と「残渣」に分別される。プラ1は梱包され、製鉄用コークス燃料に利用されるとのこと。「残渣」は東松山市に戻され、クリーンセンターで焼却される。 |
リサイクルには相当の労力が使われていることがわかった。今や海外に売ること(輸出)ができなく国内で循環型システムをきちんと運用することが必須となった。また、他市の2倍も排出している量は何なのか課題がわかった。法律の下の運用と言いながら現実とのギャップも目の前に見えた学習会だった。 |