掲載 2018.8/23 

[あつまれ!くらかけっこ!」

 8月23日、東松山市の主催で野外体験学習イベントの「あつまれ!くらかけっこ!」が40組の小学生親子の参加で行われた。歴史ある河童会議の改編2年目。市民団体として「比企の川づくり協議会」が水生生物観察と川遊びを受け持ち、前日に仕掛けた網で捕獲されたさかなやえびなどを展示し、名前や特徴を説明。また川遊びではライフジャケットを装着したときの水に浮く体験、たも網を持っての「がさがさ」を行いました。
開会式は林間のバーベキュー場で。
今年はライフジャケットの装着体験を全員で始めに行った。子供用の場合は特に股を通すベルトの調整をきちんとしておかないと、水中で体がすっぽ抜けることがあり、その部分も確認と指導が必要。
マスのつかみどりが最初のメニュー。川の水に入っていくと、不安定な砂利と苔のある滑りやすい玉砂利で思うように歩けない。そして水の中の魚は速い。しかしながら、これだけの人数のため、あっという間に全部捕まえられてしまった。あとは炭火焼きで舌鼓と共にみなさんのお腹の中に。
生き物ミニ水族館  
前日から始まる準備。仕掛け網を設置する。裏方仕事は大変!
 時々元気が良くて水槽の外に飛び跳ねるオイカワ。それぞれのエピソードなどやさしく解説しながら参加者は図鑑と下敷きを持って水槽の中を覗き込む。こまかな特徴などは観察箱に入れてみんなの手元まで持っていってよく見ることができる。名前は覚えられないけれど、これだけの種類が生息している川の素晴らしさは理解された・・と思う。
ガサガサ生き物採捕  
 まずはライフジャケットをつけた時の「浮いて流れる」体験。安全に流れるには足を下流側に!、そして頭を水に浮かせて。浮遊感と、なにもしないのに体が流れていくのでみなさん大興奮。ガサガサがなかなか始まらない。
たも網で川岸の草の下からガサガサ。川の中央で素早く泳ぐ魚を見つけて空を切る網さばき。おもいおもいに夢中になっていく。
やっぱりこっちね---と浮いて流れるからライフジャケットバタ足水泳が主流に。
 
 こうして楽しいイベントは お わ っ た。
ダブル台風の余波で雲の流れが早い。直後に一転俄にかき曇り、土砂降りの通り雨。慌てて雨宿り。その後の太陽を見ながら片付け作業が始まった。